展示
展示常設コーナー展示「山本福松 と 平田郷陽 ―生人形・見世物からの系譜」
「山本福松 と 平田郷陽 ―生人形・見世物からの系譜」
山本福松(二代)の父、山本福松(初代)は生人形師・松本喜三郎と共に仕事をし、平田郷陽は生人形師・安本亀八(三代)の門弟であった父のもとで人形制作の修行を始め、人形の制作技法を習得しました。平田郷陽の人形に見られる生き生きとした情感は、人形のさりげない仕草から感じられるところがあります。このような細部の巧みさは「生人形(いきにんぎょう)」から受け継がれた技術ともいえるでしょう。
今回、郷陽・福松の人形と福松関連の写真資料15枚を展示いたします。写真資料をまとめてご紹介するのは今回が初めてとなります(オリジナルの展示は会期中一部期間とし、それ以外は複製を展示します)。
人形とほぼ同時代の写真から、当時の人形文化や生人形がどのように鑑賞されていたか、その一端をご紹介いたします。
会 期 | 2024年5月21日(火)~11月10日(日) |
時 間 | 9:30~17:00 *最終受付16:30 |
入館料 | 大人400円/小中学生200円 *入館料のみで観覧いただけます、未就学児は入館無料です |
休館日 | 毎週月曜日 *月曜日が祝日の場合は開館し翌火曜日に振替休館 |
【直接会場へ】担当学芸員による展示解説
今回の展示では、平田郷陽・山本福松の人形と福松関連の写真資料をご紹介しています。当館を代表する人形たちの鑑賞ポイントと人形とほぼ同時代の写真から、当時の人形文化や生人形がどのように鑑賞されていたか、その一端をご紹介いたします。
※予約不要・各回とも同じ内容です・所要時間は約15分を予定しています・お時間に会場へお越しください
日 時 / 10月13日(日)、10月20日(日)、11月10日(日) 各日11:00~ / 15:00~
場 所 / 3階常設コーナー展示「山本福松と平田郷陽~生人形・見世物からの系譜」前